目次
今川先生と暁烏先生
明達寺七年
「衆生」が転じて「諸仏」と成る
暁烏敏先生の三つの願い
「聞く」態度をきわめた人―暁烏敏小論
暁烏先生にぜひ遇いたい
念仏総長暁烏敏
著者等紹介
児玉暁洋[コダマギョウヨウ]
昭和6年(1931)岐阜県神戸町生まれ。同23年明達寺に入門。33年金沢大学卒業。35年大谷大学修士課程修了。36年から62年まで大谷専修学院に勤める。60年真宗大谷派教学研究所所員、平成2年(1990)から同7年まで同研究所長。満天星舎舎主
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感想・レビュー
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nbhd
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親鸞ー清沢満之ー暁烏敏の系譜。北陸の暁烏コミューンのような団体が暁烏敏を偲ぶ書、8人8様の「私にとっての暁烏」が語られる、どうもまとまりがない。/(暁烏1)真宗門徒になるつもりは毛頭ないけれど、親鸞さんとの出会いには脳みそを揺さぶられる計り知れない衝撃を受けている。で、しばらくいろいろ親鸞リーディングをしてきて、僕にとっての次に繋がる最大の収穫物が暁烏敏パイセンだった。それは、暁烏が親鸞を我が物とした方法、つまり徹底的な「わたし語り」で、この方法ってそのまま現代の巷間の語りと同じじゃないかと思ったからだ。2016/09/01