戦旅―太平洋戦争、電波兵器と共に

戦旅―太平洋戦争、電波兵器と共に

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • 商品コード 9784833013598
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

太平洋戦争でわが国が連合国に敗れた原因の一つは電波兵器の開発の遅れであったといわれる。実際、例えばビルマ(現ミャンマー)でも多くの優れた戦闘員が電波兵器によって待ち伏せされるなど、思いもかけない敗退を余儀なくされることが数々あったのである。著者は一下級軍属として太平洋戦争に従軍した。そして技術員として電波兵器の任務に携わり、その中で我が国の電波兵器の技術力の遅れを身をもって体験した。戦後五十有余年を経た今日、そのことに思いを致しながら、従軍中の数々の体験を綴る。

目次

電波標定機の技術員として
任地への赴任の旅
死線を超えて
再び任地赴任の旅
赴任地ビルマにて
帰路の旅
中国に陸上して
復員

著者等紹介

西村武男[ニシムラタケオ]
大正12年6月8日、金沢市泉に生まれる。昭和16年12月、金沢市立工業高校電気科を卒業後、翌17年1月、東京第1陸軍造兵廠に就職。昭和17年5月、陸軍電波標定機ビルマ方面設置班の一員としてビルマ(現在のミャンマー)へ出発、終戦後の昭和22年4月に復員。現在、金沢市窪で西村電気工事を経営
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品