内容説明
よく死ぬことはよく生きること。宗教学、法医学、社会学、そして医療の現場などさまざまな学問の目から、人の死の意味を考える新しい試み。金沢大学の人気講座を一冊に。
目次
死生学入門(細見博志)
第1章 死生観と宗教(日本人とチベット人の死生観(島岩)
仏教の死生観(竹村牧男)
現代における死のイメージ(浅見洋))
第2章 死生観と医療(緩和ケア病棟における生と死(川浦幸光)
死にゆく人の看取り(平松知子)
法医学より見た生と死(大島徹))
第3章 死生観と社会(ライフ・サイクルと統計数値(鹿野勝彦)
社会学から見た生と死(高橋涼子)
個性的に生きる(村井淳志))