内容説明
本書は、我が国や世界各地の現状を認識し、金沢に期待される今後の公共領域に対する景観への思いを展望するものであり、また歴史的にもおよそ400年にわたって戦禍を免れた金沢の地形、風土、生活文化に息づく点景のなかから、金沢らしさを構築する姿を抽出したものである。
目次
1 街と緑の調和(個性としてのみち空間;歩行空間の復権 ほか)
2 親水空間と都市景観(水景 そのイメージ;水辺空間の創出 ほか)
3 都市景観とパブリック・アート(パブリック・アートの展開;バルセロナのパブリック・アート ほか)
4 風土に生きる金沢の点景(街の濃淡)