内容説明
本書は岡崎文吉の自然主義水理学の構想に深く立ちいって、科学上の業績をとりだし系統立てて評価することを直接の目的とするものではない。著者に与えられた課題は、むしろ漠然としたものであって、岡崎文吉の人間像を描くこととされたのである。当然のことであろうが、研究方法から研究テーマ、伝記とりまとめにいたる全行程において、いっさいが著者に一任された。
目次
序 川のほとりに立って
第1章 歴史のかなたから
第2章 逆境のなかで
第3章 青春の札幌農学校
第4章 師と友とありて
第5章 喜びも悲しみも
第6章 日当たりのよい岸辺
第7章 流水は自然にまかす
第8章 人間行く所青山有り
-
- 和書
- 君待秋ラは透きとおる