内容説明
ハイテク天文学が暴きつつある、「最大規模の構造」について研究現場からの報告。
目次
第１章 人々の「宇宙」が拡大してきた
第２章 銀河宇宙の大構造を考える
第３章 泡構造はどうしてできたか
第４章 ビッグバン宇宙論は成立するか
第５章 宇宙の地平線をめざして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
4
1992年初版発行。宇宙の大規模構造が発見されて間もない頃の本。観測の話が多め。▼理論的な話は「宇宙の大構造」https://bookmeter.com/reviews/65858458 がちょうど同年に出版されてる。▼現在では大規模構造の形成過程はだいたい分かってきたみたいだけど、宇宙の始まりに関してはこの頃からあまり進展してなさそうね。今年のノーベル賞にもなった重力波による観測で宇宙の始まりに迫れるそうなので、今後に期待ですね。2017/11/12
