目次
序章 戦間期日本における女性労働とシスターフッド
第一章 中本たか子―『モスリン横丁』における女性知識人と女性労働者のシスターフッド
第二章 佐多稲子―女性労働の空間におけるコミュニケーションへの着目
第三章 松田解子―「おりん」三部作における女性労働者像
第四章 奥むめお―「家庭婦人」と「職業婦人」を架橋する女性たちの協同運動
第五章 桟敷ジョセフィン(よし子)―倉紡万寿工場の女子寄宿舎・教化係として
第六章 丸岡秀子―『日本農村婦人問題』が描いた悲惨な農村母性
第七章 三瓶孝子―『日本綿業発達史』が描いた紡績女性労働
第八章 女性労働者たち―繊維産業における労働運動と表現
著者等紹介
辻智子[ツジトモコ]
北海道大学大学院教育学研究院教授。専門は教育学(青年期教育・社会教育)、女性史
水溜真由美[ミズタマリマユミ]
北海道大学大学院文学研究院教授。専門は日本近代文学・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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