目次
第1部 東アジア(東アジアの政教関係と福祉―比較制度論的視点;近代日本の政教関係と宗教の社会参加;妹尾義郎と新興仏教青年同盟の反戦・平和運動;現代中国の宗教文化と社会主義;チベット問題をめぐる宗教と政治―ダライ・ラマの非暴力運動との関わりから;戦後台湾の社会参加仏教―佛光山を事例に;韓国の政教関係と社会参加仏教の展開)
第2部 東南アジア(東南アジアの政教関係―その制度化の諸相;タイにおける国家介入的な政教関係と仏教の社会参加;タイの「開発僧」と社会参加仏教;ミャンマーの社会参加仏教―出家者の活動に注目して;ベトナムの政教関係―戦争と社会主義の下で;インドネシアの政教関係と仏教の展開)
第3部 南アジア(南アジアの政教関係―宗教とセキュラリズムの相克;スリランカの民族紛争と宗教―ソーシャル・キャピタル論の視点から;近現代インドの仏教に見る「社会性」―B.R.アンベードカルの仏教解釈から現代インドの仏教改宗運動まで;バングラデシュの政教関係とマイノリティ仏教徒;政治的締めつけと文化的想像力―ネパール在住チベット難民ポップ歌手と仏教)
著者等紹介
櫻井義秀[サクライヨシヒデ]
1961年生まれ。現在、北海道大学大学院文学研究科教授。専門は宗教社会学、東アジア宗教文化論、タイ地域研究
外川昌彦[トガワマサヒコ]
1964年生まれ。現在、広島大学大学院国際協力研究科准教授。専門は文化人類学、南アジア地域研究、宗教社会学
矢野秀武[ヤノヒデタケ]
1966年生まれ。現在、駒澤大学総合教育研究部教授。専門は宗教学、タイ上座仏教研究、宗教社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 私の日本語雑記 岩波現代文庫