目次
序章 (先行研究と課題設定;近代ロシアの制度的枠組み)
第1章 毛皮産業とキャフタ貿易の成立(イルクーツクの商業的位置と初期の中国貿易;キャフタ貿易停止の影響 ほか)
第2章 イルクーツク商人の中継交易網(アンガラ川・バイカル湖輸送とレナ水系;イルクーツク交易所通過記録 ほか)
第3章 イルクーツク商人と地元行政の関係(シベリアの制度改革とイルクーツク行政の整備―クルィロフ事件以前を中心に;クルィロフ事件の経緯 ほか)
第4章 一九世紀におけるイルクーツク行政とキャフタ貿易の変化(トレスキン時代のイルクーツク商人;キャフタにおける茶貿易の拡大 ほか)
結論