内容説明
標本調査をめぐる国際的論争史。英・米・独・仏・伊・デンマーク・ノルウェーの原典踏査により、キエールからネイマンまでの発展史におけるミッシングリンクに挑む。
目次
第1章 キエールの代表法
第2章 1903年国際統計協会ベルリン大会
第3章 ドイツ標本調査論争
補論 イェンセンの代表法―1923年ISIブリュッセル大会報告
第4章 ボーレーのレディング市労働者調査
第5章 1925年イェンセン・レポートとボーレー=イェンセン論争
第6章 ジーニの代表法
第7章 ティペットの乱数表
第8章 ネイマンの標本調査論
著者等紹介
木村和範[キムラカズノリ]
1948年北海道に生まれる。1970年北海道大学経済学部経済学科卒業。1975年北海道大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1975年北海学園大学経済学部講師。現在、北海学園大学経済学部教授
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