シーボルトの花かんざし

シーボルトの花かんざし

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  • サイズ B6判/ページ数 393p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784832812079
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hakodadi

1
クナシリ・メナシのアイヌ人蜂起以降、ロシアの膨張政策への対応が幕府の対外政策の中枢をなしていく中で、北方への探検家が輩出し北方図の精緻化が進んだ。時代の生み出した稀有な人材には高田屋嘉兵衛、近藤重蔵、間宮林蔵、最上徳内らが。そして、シーボルトが国禁の蝦夷図の入手を図って逮捕、渡した側の高橋景保は獄死する。花かんざしは、国外退去となったシーボルトが娘・おイネに贈ったもの。ペリー以前の日本の対外政策の変転が綴られる好著。最終章の「事件」の顛末は哀切だ。2013/09/29

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