感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rincororin09
2
ヒマラヤを初めて自分の目で見た時の感動と興奮が本当によく伝わる。8000メートルの山には登らなかったけれど真の山男の一人だと思う。開墾ということも含めて本当に山、自然と向き合った人。だからこそのあの可愛らしい花々の絵も描けるのだ。最後の糞尿談の、思わずニヤリとしちゃう暖かなユーモアと文才も素晴らしい。ちょっこうさんの功績を再認識する読書でした!2020/02/14
北の風来坊
1
子供の時に聞いてあこがれたヒマラヤに行けた喜びが素直に述べられていてまるで青年が書いたのと誤解されそうな本でした。 2012/01/15
yoneyama
0
坂本直行氏の1967年のヒマラヤ山麓スケッチ旅行の紀行「はるかなるヒマラヤ」、それに自伝「山と絵と百姓と」を中心にまとめた。どれも限られた読者媒体で以前連載されたもの。生前本人が本としての出版を楽しみにしていたとのことで、氏と交流の深い北海道登山史研究家・高澤氏による編集。 長男、登氏による直行さん通史「日高のいごっそう坂本直行伝」も収録。 http://aach.ees.hokudai.ac.jp/xc/modules/AACHBlog/details.php?bid=652&cid=72011/07/11