躁うつ病―患者・家族を支えた実例集

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784832703858
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0077

目次

序章
第2章 症状(うつが治って急にハイテンションになった;うつ病で悩んでいますが、躁うつ病だといわれました ほか)
第3章 治療(躁うつ病がよくなりました;躁うつ病の治療にてんかんの薬? ほか)
第4章 対応(心の病になるなんて情けない;かわいそうでなりません ほか)
第5章 誤解(躁うつ病でヒステリックな妻;攻撃性と、その後のエネルギー低下 ほか)
第6章 展望(誇大妄想;うつの妄想 ほか)

著者等紹介

林公一[ハヤシキミカズ]
精神科医。医学博士。月のアクセス数が150万を超える「Dr.林のこころと脳の相談室」を運営中。このサイトの中心である「精神科Q&A」は、読者からの質問に林医師が事実を回答するもので、明るい事実・暗い事実・希望を持てる事実・希望を持てない事実を問わず、直截に回答している。なお、サイトがクリニックの宣伝の要素を持つことを避けるため、実際の診療場所などは一切公開していない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つきかげ🌙

26
躁うつ病(双極性障害1型)の実例が多く記載されている。症例がありその後に解説が続く形で構成されている。各症例について、書いているのは患者かその関係者で、場合によってはかなり独りよがりな内容になっていたりもするが、筆者は論理的で明確な解説をしている点が好ましかった。2018/05/03

ばいきんまん

7
'14.2-12(33)29の症例・質問に対し、林氏が解説する形式。字を読むのが苦手でない人になら、わかりやすくて良い本だと思います。躁うつ病のうつ状態の自殺率がうつ病の人のそれの2倍だというのが衝撃的でした。2014/02/20

ばいきんまん

5
'15.12-13(87)内容を忘れたので再読。2015/12/29

fishdeleuze

5
躁鬱病に関する実際的な書物はまだまだ少ないのが現状である.一つには鬱病に比べ未解明の要素があまりにも多いことがあげられる.著者の林医師は豊富な事例から,難解な病理学的な概念を実例に照らしつつ,双極性障害I型II型混合型,ラピッドサイクラー,各々の一般的(原則的な)治療法,間違えられやすい症例,今後の展望という幅広いイシューをこれほどの薄い本にもかかわらず,濃密な内容でかつ簡明にまとめている.病に苦しむ患者,支える家族の方々には是非一読をお薦めしたい.現段階における躁鬱病の啓蒙書として間違いなく一流である.2009/06/19

まにまに

3
躁鬱病の自殺率は鬱病の二倍というデータ、なんだか理解出来るなぁ。自覚のある人はうつ病なんかじゃないって聞いたことがあるけど、自分には躁鬱病の要素があると思う。症候群くらいかなって思ってる。どうしようもない今は悪化しないように、なんとかバランスを取っている毎日。これから、自分がどうなっているのか記録をつけていこうと思った。2015/05/15

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