内容説明
手術の前に、患者さんや家族に心臓外科に関する事柄を理解していただいて、手術に対する不安を取り除いてあげるという目的の本。
目次
1章 心臓手術はどこで受けるべきか(病院選びの第一条件―最低でも、年間の成人心臓手術症例が一〇〇例以上の施設を選ぶ;症例数をどうやって知るのか?―心臓内科医にズバリ聞く ほか)
2章 手術に関するQ&A(高齢者の手術は安全ですか?;肺の病気があっても、手術はできますか? ほか)
3章 心臓病を理解する(手術の対象となる心臓病―心臓の筋肉・血管・弁の病気、そして不整脈の四つです;かんたんな心臓の構造―心臓は四つの部屋に分かれており、それぞれに一方通行の弁がついています ほか)
4章 心臓手術前の検査を理解する(診察と問診;心電図検査 ほか)
5章 心臓手術を理解する(心臓手術の歴史―心臓にメスが入ったのは、わずか五〇年前です;心臓手術の麻酔の手順―麻酔を施した後も、麻酔医は手術終了まで付き添います ほか)
著者等紹介
小坂真一[オサカシンイチ]
1975年日本医科大学卒業。1976年日本医科大学研修医。1978年榊原記念病院心臓外科レジデント。1980年日本医科大学胸部外科助手。1982年ニュージーランド・グリーンレーン病院心臓血管外科シニアレジストラー。1985年日本医科大学胸部外科助手。1988年オーストラリア・ウエストミード病院心臓外科トレーニー。1988年日本医科大学胸部外科助手。1994年帝京大学医学部助教授・同大学市原病院心臓血管外科部長。2001年公仁会大和成和病院副院長。日本臨床外科学会、日本冠動脈外科学会、日本胸部外科学会評議員。日本外科学会認定医、胸部外科指導医、日本心臓血管外科専門医、日本OFF‐PUMP CABG研究会代表世話人
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