内容説明
「介護保険」のモデルにもなった高齢者の医療・福祉ネットワーク「松原方式」。その中心的存在の一つであった病院の訪問看護婦が10年間にわたって見続けてきた在宅死と家族介護を綴った感動の記録。家で死にたい、家で死なせたい、と考えている人また、訪問看護に関わっていこうとする人に必読の書。
目次
訪問看護のおいたち―まえがきによせて
第1章 家族介護の力―条件がととのえば、ここまでできる
第2章 がんのターミナル―痛みのコントロールも在宅で
第3章 在宅死は理想か―家族に亀裂が走るとき
第4章 これからの在宅ケア―家族を支えるネットワーク
第5章 訪問看護婦の仕事―日常生活のお手伝いから看とりまで
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- 和書
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