目次
子(鼠)―印度の神・大黒天の神使なり
丑(牛)―仏や神が乗り給う神使なり
寅(虎)―霊術を心得た山獣の君なり
卯(兎)―月宮殿に住する天王の使者なり
辰(竜)―変幻自在の霊力を有する瑞兆の動物なり
巳(蛇)―弁才天とも結びつく知恵者なり
午(馬)―天を駆ける神聖な動物なり
未(羊)―性質柔順、獣類中の君子なり
申(猿)―日吉山王の化身なり
酉(鶏)―男女の仲も鶏き声しだい
戌(犬)―狛犬にみる霊獣守護の風習
亥(猪)―勇猛の性質と豊饒のシンボル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
17
「子・牛・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」十二支について、暦法や相学ではなく、動物古来の人間との関係から説明されていました。その関係性からの説明にも興味深かったのですが、調べていた十二支についてのつながりが少し垣間見えたことに感動しました。期間をあらわす十干と位置をあらわす十二支、そして陰陽五行が結び合わさった背景が少しわかった気がしました。生まれながらに身についた、なんとなしに気にしてしまう十二支と少し近づけた気がしました。2016/10/02
澄
10
十二支の動物それぞれの古代からの人間との交わり方云々を紹介した内容。まずは自分の干支を理解してから。2017/08/06