まんがタイムＫＲコミックス 空の下屋根の中 〈２〉

双見酔

芳文社（2010/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 109p／高さ 21cm
• 商品コード 9784832279155
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソラ]

就活中に読んだときは殺傷力のある内容でした(笑)そして、就職してからは働くということについて何かと考えさせられるような。主人公が言う「仕事が私のできること、自信になりたいなって考えています」という言葉、２年目の自分にとってはまだまだ重い言葉。

2012/05/26

[Misaki]

絵柄はかわいいけど、内容は結構重いパンチを持ってるかな…？昔の大変だった頃をリアルに思い出します。かなえが面接の最後に言った言葉はなかなか言えない言葉なのでは？名言かも。☆☆☆☆★

2012/08/30

[岡倉]

かわいらしい絵柄に、ゆっくりとした雰囲気。だけど、言ってることは意外と現実で、描いている事は実にシビア。誰しもが折り合いをつけて、そして考える事、人は何故働くんだろう？改めてちょっと考えさせられたなぁ。面白かったです。

2010/06/20

[シュエパイ]

面接の場の、最後の一言は、なんだかじんわり、とっても好き。残念ながら、私には言えない言葉だから、余計に。　それはともかく、SEは激務で休む暇がない、と勘違いをしている人が沢山いますよね。ええ、私も二年前まで勘違いしてました。　朝、起きても、行かなければ良いだけです。評価が下がる？死ぬよりは良いでしょう。クビ？訴えれば勝てるでしょう。それに気が付くと、少し、ほんの少しだけ、心が軽やかになります。

2010/06/07

[kama_meshi]

しっくりと来る作品で好き。4コマにしてはストーリー性が強いので、ほのぼのを求めるとちょっと肩すかしを食らうかも。自分の役割ってなんだろう−？ 自分に自信がある強い人でなければ誰しも思うことをヒロインは真剣に考えてしまう。金が無いと生きていけないから働く、というのが普通だけどそれだけで満たされるか、もっと言うと働き続けられるかというと難しい。本作は恵まれている人に出会って、ヒロインは無事就職できる。読み終えて、ページを再度見返すと仕事を続けるモチベーションってモノを見つけないと大変だよね、と考えさせられる。

2010/06/06