まんがタイムＫＲコミックス 双角カンケイ。 〈１〉

タチ

芳文社（2016/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 166p／高さ 19cm
• 商品コード 9784832246744
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[雪紫]

芳文社70円セールの電子書籍にて読了。双子の姉ひまりと入れ替わってバイトに行ったあいりは先輩に告白されてしまい・・・。先輩が何気にやばかったりそんな彼女にホレてるバイト仲間や(ひまりは応援)など何かしらみんな不穏でハラハラする。ドロドロ行っちゃうのかそういう意味でも綱渡りだよ。

2020/07/19

[いりあ]

雑誌"まんがタイムきららフォワード"で連載されているタチの"双角カンケイ。"の第1巻です。桜Trickの作者の新作ですがタイトルが上手いですね。前作は安心してイチャイチャを楽しんで見てられましたが、ひまりとあいりという双子を主役にした本作は、そこに緊迫感がプラスされています。キャッキャウフフなシーンは安定の素晴らしさです。ひまりのバイト先の先輩ちさき、双子の幼なじみイチカ、バイト先のここみ。それぞれの好きのベクトルが向いている方向を考えると、これから修羅場しか待ってないような展開にドキドキが止まりません。

2016/03/20

[おこげ]

嘘を嘘で塗り重ねていく程に拗れる関係＆秘密がバレてしまう恐怖に対するドキドキ感、と文字面だけ見ればありがちな展開だがそれは否。仲良い双子姉妹の、僅かに異なる向きへ傾き出した｢好き｣のベクトル。それが朝霧先輩の告白により拗れ絡まっていく！双子特有の入れ替わりネタをネタで終わらせず｢…→ひまり→あいり→先輩→…｣なカタチの円環百合を築き上げる技法に敬服。ひまりとあいりの保護者役と言っても過言ではないイチカが、今後どんな関わりをしていくのかにも注目したい。

2016/03/14

[夏]

表紙の絵が萌え萌え過ぎるので避けてたけど、桜trickの作者の漫画と聞いて読んでみた。めちゃ笑えて死ぬかと思った。起こってほしくないことを全部起こらせた上で綱渡りさせてくっていう、ドタバタコメディのセンス抜群。非現実的になり過ぎてついていけないわけじゃないっていう、いい感じで地に足ついてるバランスとか。まとめられるのかな？っていう心配は少しあるけどとりあえず、今後どう転がしてくのかを見守りたい

2016/05/15

[都]

途中まで退屈だったものの、予想外の方向へ話が転がり出したのでそこからは一気に引きこまれた。最初に見えていた矢印が、最後にはそれぞれ全く違う方向に向いていたことがわかる。今は入れ替わりのドタバタが楽しい段階だけれど、各所に闇を孕んでいて、どうとでも料理できる先の展開がとても楽しみ。タチ先生がどこまでシリアスを描けるのか、という不安があるけれど期待したい。

2016/05/08