出版社内容情報
二宮ひかる［ニノミヤヒカル］
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさきち
1
なぜ二宮ひかるさんの本を買ってしまうのか，ということをつい考えてしまった．エロいのを見るのはもちろんなんだけれど，それだけだったら買い続けてはいないだろうと思う．この本で明確に自覚できたのだけれど，一貫したヒロインの「わからなさ」こそが魅力で，そのヒロインたちに出会いたいんだろうと．きっと一生買い続ける作家さんだと思う．2018/08/13
私的読書メモ漫画用
0
類似したモチーフ（近親愛・憎悪など）を含んだ過去作は陰鬱なテイストになっていたのに反して、本作は掴みどころのない明るさ、軽やかさに満ちていて、あとがきとは裏腹にやはり著者の成長を強く感じます。主人公もまた過去になく達観した大人で、ヒロインもまた過去作以上に凛然としたファムファタル、そして登場人物みんな軒並み面倒くさいと、ああ二宮ひかるだと堪能できました。2019/01/10
蝉、ミーン ミーン 眠ス
0
最後まで掴みどころのない女性だったがこういう雰囲気を持つ人に惹かれる気持ちはわかるし、こんな女性だったからこそこの結末しかなかったんだろう。2018/08/29
sasashin
0
長編開始！と思ったら2巻で終わるんかい。1巻の時点ではもっとこうねちょっとした話になるかと思ったのですが、なんだかとっても軽やかな感じで終わりました。2018/08/10
