出版社内容情報
梶川卓郎[カジカワタクロウ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
22
なんとまぁ・・関所で使者を騙して松姫へ会見するが、織田の大殿の使者だと明かすと殺されそうになって、武田勝頼にケンが来たと言えと伝えると、勝頼に「何やってんだ?」と言われながらも、何気に仲良くじゃれ合って、乱取りの献上品として上杉謙信との会談しコンニャクイモを使って料理をするも、コンニャクイモそのものが毒物であるためお約束の牢屋へGo。ただ一人、寺で育った上杉謙信がコンニャク料理の意図に気が付いて牢屋に単身乗り込んで来る。コンニャクイモを最初に食べれるようにした人マジで凄い。。2020/02/16
ムーミン2号
16
このマンガも21巻目。どこへどう着地するのか、などこちらが心配する必要はないんだろうけど…。信長が上杉謙信とサシで話し合いたい、ということでケンが武田へ遣られる。当時は同盟関係にあった上杉と武田なので、武田からの進物として料理人を送る、という段取り。そして料理で謙信に信長の意を伝えよ! が使命だが、そこに引っ張り出したのは当時は毒と思われていたこんにゃく。それに気づいた謙信は…というところでこの巻は終わってしまう。まだまだ続きそうだなぁ。自分の思いを分かち合える者を求める信長の孤独を救えるのか?2018/05/18
capeta
9
謙信を信長と密会させるために、ケンは一度武田に渡る。武田から上杉の進物として、ケンは贈られる。途中コンニャク芋を見つけて料理を振る舞う。コンニャクの毒を使った暗殺を疑われて獄へ。謙信、何なら気づいて、以下次巻。いつも以上の綱渡りにドキドキ。次巻も楽しみ。2018/10/12
だまし売りNo
7
梶川卓郎『信長のシェフ 21』(芳文社、2018年)は上杉謙信との戦いである。史実では織田軍団が脆くも敗れ去っており、どのように本作品が描くのか興味深い。この巻では手取川の戦いまで進まず、続きが気になる。また、主人公の料理で歴史が動く展開が本作品の定番であったが、この巻では信長が史実では考えられないような方針を出しており、それがどのような結果になるか想像つかない。2018/06/03
ドリル
7
信長の真意を測りかねながらも忠実に従う勝家。頭の切れる秀吉。そしてケン。信長は部下に恵まれてるな。まぁ裏切る奴もいますが。2018/05/26