出版社内容情報
夫の史郎が出征し、チャペと二人ぼっちになってしまったたまさん。だが、隣組の愉快な奥さま軍団や、近所の野良猫たちなど、二人のまわりにはクセのある新たな仲間が次々と現れて…!?辛い戦時下を共に生き抜くことへの希望が見える二人だが、一方、「猫の供出」が始まる足音は、一歩一歩近づいてきていた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
38
チャペが可愛すぎる巻でした。迷子になった時の話はハラハラしたけど可愛すぎる。なかなか帰ってこない時の猫って、こんな過ごし方なのかな?史郎さんとの交流の全くない巻でした。史郎さんは沖縄へ。ついに次巻からチャペの供出がテーマになってくるのかな。たまさんのお母さんがやってくる話も好きです。2025/05/15
中津ゆか
2
2巻はもっと残酷な話かと思ったら意外にほんわかしていて癒された。この戦時中の様々な人の心境などしっかり描かれていて(なおそこまで残酷ではない)私にとって程よい戦争漫画だなぁと言う印象。正直もう少し話題になって欲しい気持ちもあり。2025/05/11