出版社内容情報
二人でなら、もっと遠く、深くまで。
町の心霊スポットを巡る少女たちの探検譚、絆と謎深まる第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
45
放課後の、黄昏ゆく街並みを彷徨うように歩く二人の中学生。“怖い噂”の真実を訪ねる学校新聞の取材なのだが、二人が見つける真実は、なんだか緩やかで、優しい。茜の純粋さに癒されているのは雨村さんだけではないはず。不可思議なのは町の造形で、起伏の激しい(現実ではちょっとあり得ない?)谷と山を増築してしまったような迷宮じみた町は、その存在自体が異世界のようだ。いつまでも終わらない黄昏の町。迷い込んでしまいたい・・・。2025/01/23
よね
9
一巻がおもしろかったので、出たばかりの二巻も購入。取材先は心霊スポットだけど、ふたりが怖い噂の謎を解明していくのが楽しい。何より道中のほのぼのした会話が素敵。四ツ夜先輩の存在が意味深だけど、どう関わってくるんだろう…。2023/09/02
たけのこ
4
聞いたところによるともともとカラーをあえてモノクロにしているんだとか?そういう技法でしかでないあわい質感がとにかく独特で魅力的。女の子ふたりで街にながれる怪談話を検証していくお話で、やたらタテにこまごましているこの街の風景もある意味SF的で素敵です。2023/09/13
ユーリル
4
今回もすごく雰囲気のあるお話ばかり はたして雨村さんは存在しているのか2023/09/07
KUU
3
表紙にもなってる擂鉢地区は、つくりからしてホラーだと思う。「あの頃は小さかったから大きく見えたんだなー」とかないと2024/04/08
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