感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
17
ヒロインは流産。夫との関係に悩んだヒロインは佐渡に帰る。離婚の話は進まない中ヒロインの相手役は北海道に行ってしまう。ヒロインは雲仙のホテルにいる。ファンから「こちらにも来て」と頼まれているようにあちこち移動する。そこも旅の情報番組のように楽しかったのか。話に織り込まれている姑との関係考え方の違い。因習的な考え方との軋轢など戦後の劇的な変化に戸惑う人々がまた面白い。総じてこの話は戦後復興の中で時代を変えていく人々を描いたのね。昭和33年生まれの私はこの番組知らないけど、最初のお人形の名前真知子。へんね2025/06/24
寺内町亭小天狗
0
真知子と春樹の恋の行方の後半。常にすれ違いになり、また周囲に誤解を生んでしまう行動。運命の悪戯が、何回も続いてしまう。本書を読むにつれて、「男女の恋の成就は、そう簡単にはいかない」と読者にイライラさせるメロドラマです。原作を映像にしたDVDが販売している。Amazonで、購入済。当時、放映されていた時間帯には、銭湯は空にちかい状態だったようです。
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- 和書
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