太宰治―主治医の記録

太宰治―主治医の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784832013292
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

パピナール中毒治療入院中の闘病カルテ・看護日誌等の貴重な資料を紹介し解説すると共に、太宰文学と麻薬中毒体験とのかかわりを探る。

目次

1 主治医としての回想(精神科入院時代の太宰治;太宰治と私;病室の思い出)
2 主治医の記録(資料とその解説;東京武蔵野病院入院前後;資料をめぐる考察)
3 作品論(制作の時期区分;「道化の華」;「パンドラの匣」;「お伽草紙」;「蓄犬談」;「創生記」;「トカトントン」;「HUMAN LOST」;太宰治と短歌;太宰治と俳句;文体について)
4 太宰治の文学と人間(太宰治と石坂洋次郎;太宰治と三島由紀夫;太宰治と立原道造;太宰治と永田助太郎;太宰治と阿部合成;強迫衣を着せられた太宰治;色紙に書かれたアフォリズム;太宰治の精神史的断面;板橋脳病院のコスモス;分裂性気質者とその文学;憂欝人間;作家と睡眠薬;桜桃忌でのアンケート質問用紙;ある太宰ファンの手紙に答えて)
5 増補(太宰治論―地獄の思想と道化の美学;太宰治と俳句の世界)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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カルテの解説と、主治医としての太宰との関わり、作品論が綴られています。いろんな雑誌に書かれた原稿を一つに集めた本でした。カルテの解説や看護記録は、いち患者さんのカルテ読んでるのと全く同じ感覚でした。生活歴詳しく聴くっていうのは、戦前も変わらないのだなあという発見。薬物中毒になってて周りが入院させようって動いて強制入院させられ、本人はかなり傷ついたようです。禁断症状が出たしばらくの様子は、仕方がないですけど、自制が全く効かなかったようです。気取る余裕なんてなく、暴れ、薬の要求。ちょっと読むのが辛かった2017/01/08

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