転依―迷いより目覚めへ

菅原 信隆【著】

法蔵館（2005/01発売）

• サイズ B5判／ページ数 357p／高さ 20cm
• 商品コード 9784831889539
• NDC分類 188.6
• Cコード C1015

出版社内容情報

時空を超えて現代人のこころに響く浄土思想とは何か。迷いの拠り所を捨て、転じて本来の己に帰ることを「転依」という。人びとの迷いや苦しみを解決する教えは、釈尊が説き、法然から親鸞に帰結する浄土教であると論じる労作。

内容説明

時空を超えて現代人のこころに及ぼす浄土思想とは。迷いの拠り所を捨て、転じて本来の己に帰ることを「転依」という。人びとの迷いや苦しみを解決する教えは、釈尊が説き、法然から親鸞に帰結する浄土教であると論じる注目の書。

目次

第１章　他力（自力の崩壊；色即是空空即是色；自力の信心、他力の信心；「我」に非ざる「自我」の確立）
第２章　智慧の光（賢者と愚者；光無き光の世界）
第３章　浄土教（還相と往相の廻向；浄土教の偉大なる力）

著者等紹介

菅原信隆［スガハラシンリュウ］
１９５３年北海道函館市に生まれる。室蘭工業大学工業化学科卒業。北海道大学文学部史学科研究生。中央仏教学院本科卒業。龍谷大学文学部仏教学科卒業。浄土真宗本願寺派蓮福寺（佐賀県）住職
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