内容説明
現代人と宗教の関係を問い直し、混迷する時代を生きる知恵として、仏教の新たな可能性を示す。
目次
現代の宗教的境位
宗教現象の多様化
人間生活と宗教
人間について
宗教的要求の成立
非日常性と宗教
哲学と宗教
宗教の立場―仏教への道
釈尊の教え―四諦・八正道をめぐって
仏教の根本思想―縁起の思想を中心に
仏教の発展と伝来―インド・中国・朝鮮
仏教の日本伝来と聖徳太子
日本における仏教の展開―聖徳太子から親鸞へ
『歎異抄』に見る親鸞の教え―人間と宗教
著者等紹介
薗田坦[ソノダタン]
1936年和歌山市に生まれる。1959年京都大学文学部(宗教学専攻)卒業。1964年同大学院博士課程修了。1966‐69年ドイツ・テュービンゲン大学留学。大阪市立大学助教授、京都大学大学院文学研究科教授(西洋近世哲学史)、龍谷大学文学部教授を経て、仁愛大学学長、京都大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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