内容説明
二〇〇三年および二〇〇四年のそれぞれ十一月に、ドイツのデュッセルドルフにある「恵光ハウス・日本文化センター」の「報恩講セミナー」において行った、ドイツ語による講話(講義)の日本語版である。
目次
1 親鸞の教えと現代―報恩講によせて(報恩の思想―報恩講をめぐって;人間における恩と報恩;諸宗教(未開宗教・ユダヤ教・キリスト教)における応報
キリスト教と仏教
親鸞の求道
親鸞における念仏
親鸞における「信」
親鸞における念仏と信心)
2 他力の宗教―親鸞思想の特質(親鸞における信心のダイナミズム―いわゆる「二種深信」について;信心の論理;他力の信;名号の問題;誓願と名号;「浄土」の思想;「浄土往生」について;往相と還相)
著者等紹介
薗田坦[ソノダタン]
1936年和歌山市に生まれる。1959年京都大学文学部(宗教学専攻)卒業。1964年同大学院博士課程修了。1966‐69年ドイツ・テュービンゲン大学留学。大阪市立大学助教授、京都大学大学院文学研究科教授(西洋近世哲学史)、龍谷大学文学部教授を経て、仁愛大学学長、京都大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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