内容説明
「船底の火夫」をもって60年―明治の精神を今に伝える反骨の新聞人、甦る珠玉の名言集。
目次
人生の相
生きる智慧
人間とは何か
愛について
自己を見つめる
仕事の歓び
生と死
自然を読む
文章とジャーナリズム
宗教の力
著者等紹介
真渓涙骨[マタニルイコツ]
明治2年(1869)、福井県敦賀の浄土真宗本願寺派の寺院に生れる。同18年、京都の普通教校(現龍谷大学)に学ぶ。後に博多の浄土真宗本願寺派万行寺の七里恒順に師事。同30年、超宗派の宗教思想新聞「教学報知」を28歳で創刊。同35年、報道範囲を宗教界内外の諸分野に広げて「中外日報」と改題。以後、昭和31年(1956)に他界するまでの60年間、宗教・思想界全般にわたる論評を紙上に展開する。日々綴った「編輯日誌」からの抜粋を集録した『人生日録』『一関また一関』『自己を省みる』『人生断層』『人間』などの著書が生前に出版された
山折哲雄[ヤマオリテツオ]
昭和6年(1931)サンフランシスコ生まれ、岩手県出身。東北大学助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、白鳳女子短期大学学長、京都造形芸術大学大学院長を経て、平成13年(2001)から国際日本文化研究センター所長
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