内容説明
この百年の澱んだ中観解釈を斥け、龍樹はことばに跨って戦いながら、人間の言語思考の広野を疾駆したと分析哲学の視点から論究。
目次
考察1 主述形式の思考と無自性の原則(「語れぬ」ものを「語る」齟齬;分析・総合における概念的思惟と有自性論;「相関的なものは無自性」が原則;間奏曲―言語行為という「遠見の角」)
考察2 存在の虚ろ化と論理則の見かけの侵犯(無自性論と述語論理;論理則侵犯の許容は泥濘の途;無分別の境地と「八不」)
考察3 無自性観に対する諾否の行方(相対的自性の認否と第二十六章;この種の言語行為がはらむ問題点;詭弁気味の議論・勇み足の議論;思考の言語と『中頌』帰謬法)
著者等紹介
槻木裕[ツキノキユタカ]
1949年石川県生まれ。金沢大学法文学部哲史文学科卒業。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。金沢女子短期大学文学科講師、金沢学院大学文学部教授、同学院学長、学園長を経て、同学院名誉教授。浄土真宗本願寺派石川教区鹿島組所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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