出版社内容情報
親鸞が「究極の真実の教え」とした『無量寿経』全文の内容を、原文・訓読文・現代語訳・訳註で、わかりやすく伝える決定版!親鸞が「究極の真実の教え」とした『無量寿経』上下二巻の内容を、原文・訓読文・現代語訳・訳註でわかりやすく伝える。原文では誰が誰に語っているのか理解しにくい箇所に主語・述語を補うなど、読みやすくなるよう様々な工夫がこらされた決定版。親鸞が『教行信証』で引用している箇所を示す注記や、本願文・本願成就文の説明付き。
はじめに
? 意訳 無量寿経
◆仏説無量寿経巻上◆
一、序 文
証信序(「我聞きたまえき」)
聞・信・時・主・処・衆の成就/菩薩嘆徳
発起序(「その時、世尊、諸根悦予し」)
如来の五徳現瑞/出世の大事
二、正宗分
如来浄土の因果(「仏、阿難に告げたまわく」)
世自在王仏と法蔵
嘆仏偈(「光顔巍巍として」)
選択別願/四十八願
重誓偈(「我、超世の願を建つ」)
永劫修行/十劫成仏/国土の荘厳
◆仏説無量寿経巻下◆
衆生往生の因果(「仏、阿難に告げたまわく」)
念仏往生と諸行往生
東方偈または往観偈(「東方諸仏の国」)
三毒段/五悪段/如来の悲化/智慧段
三、流通分
付属流通・聞法得益(「仏、弥勒に語りたまわく」)
? 附編
一、訳 註
二、本願文とは何か
1、本願文の構成と分類
2、本願とその成就文
主な参考文献
あとがき
戸次公正[ベッキ コウショウ]
1948年、大阪府泉大津市生まれ。大谷大学大学院修士課程修了。真宗大谷派大阪教区南溟寺住職。相愛大学非常勤講師。著書に、『正信偈のこころ――限りなきいのちの詩』『阿弥陀経が聞こえてくる――いのちの原風景』(法藏館)、『日本語で読むお経をつくった僧侶の物語――木津無庵とその時代』(明石書店)、『意味不明でありがたいのか――お経は日本語で』(祥伝社)、『親鸞の詩が聞こえる――エッセンス・正信偈』(東本願寺出版)など。
内容説明
真実の教を顕さば、すなわち『大無量寿経』これなり。親鸞が「究極の真実の教え」とした『無量寿経』上下二巻の全文を、原文・訓読文・現代語訳、訳註でわかりやすく伝える決定版!『教行信証』での引用箇所を示す注記や、本願文・本願成就文の説明付き。
目次
1 意訳 無量寿経(序文;正宗分;流通分)
2 附編(訳註;本願文とは何か)
著者等紹介
戸次公正[ベッキコウショウ]
1948年、大阪府泉大津市生まれ。大谷大学大学院修士課程修了。真宗大谷派大阪教区南溟寺住職。相愛大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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