内容説明
信眼と智眼の両眼がもたらす柔軟な感覚と精緻な資料の読みこみによって、ひとつの立場から強引に裁断することなく、いろいろな人の意見を素直に読みこみ、読みきった上で、自らの考えを展開する。抑制のきいた静かな語り口には、それだけに一層説得力がある。
目次
いし・かわら・つぶてのごとくなるわれら(やられっぱなしの自分;教えを我が身に受ける ほか)
世自在王仏のみもとへ―根源にかえる道(どうしようもないわたしが歩いている;今を生きる感覚を失った現代 ほか)
現代と親鸞―愚かさへの道に立つ
女性差別問題を『御文』に学ぶ(『御文』の役割と現代;人権と女性問題 ほか)
靖国思想と真宗(問題とする立場;人間を異常にさせる戦争 ほか)
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