出版社内容情報
80歳を超えた禅僧が、我が身の「老・病・死」と向き合い、迷いつつ辿り着いた人生の境地。〈目次〉生命といのち、死に臨む態度など2歳にして禅寺に出家し、85歳を迎える今日まで仏教的生き方を求め続けた著者が、その思索の遍歴と現在の心情を真っ直ぐに述べたエッセイ。仏教を学ぶためには、知識的な関心からではなく、自己の人生の重要な課題として「いかに生きるべきか」という切実な問いかけのあることが大切で、その問いかけがあってはじめて「仏陀の教え」が見えてくる、と熱く語る。
仏縁に導かれて
仏教的生き方とは
課題としての仏教
いのちを見つめて生きる
「超える」ということ
大いなる心
禅者の面目
生命といのち
「哀しみ」という力
健康至上主義への反省
粗食のすすめ
山の音
流れる川
わが事としての老い
老いて学べば
病いとの出逢い
死に臨む態度
初出一覧
あとがき
西村惠信[ニシムラエシン]
著・文・その他
内容説明
85歳を迎える禅僧が、ますます自在に、わが人生、老いと病い、いのちの尊さを語った滋味溢れるエッセイ集。禅に生き、禅に学んで培われた独特の発想が、老いの日々を輝くものに変える―。
目次
仏縁に導かれて
仏教的生き方とは
課題としての仏教
いのちを見つめて生きる
「超える」ということ
大いなる心
禅者の面目
生命といのち
「哀しみ」という力
健康至上主義への反省
粗食のすすめ
山の音
流れる川
わが事としての老い
老いて学べば
病との出逢い
死に臨む態度
著者等紹介
西村惠信[ニシムラエシン]
1933(昭和8)年、滋賀県生まれ。2歳のとき出家して、臨済宗妙心寺派の僧籍に入る。花園大学仏教学部(禅学専攻)卒業の後、南禅寺専門道場柴山全慶老師の室に入り参禅弁道。1960~61年、米国ペンシルヴェニア州ペンデルヒル宗教研究所に留学し、キリスト教を研究。1970年、京都大学大学院文学研究科(宗教学専攻)博士課程修了。いらい母校花園大学の教壇に立って禅学を講じる。1993年、論文『己事究明の思想と方法の研究』によって、愛知学院大学より文学博士の学位を受ける。花園大学名誉教授(元学長)、臨済宗妙心寺派興福寺閑栖(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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