内容説明
宗教と教育の課題、日本の近代公教育、人権問題を問いなおし、教育の再生をめざす。
目次
1 教育の再生をめざして(非行における人間の研究―自己絶対化の過程;今、なぜ「思春期と道徳教育」か;教育における人間の問題―「願い」と「技術」とのあいだへの問い)
2 宗教と教育の課題(宗教と教育―理念と現実の乖離のはざまで教育が負うべき課題;宗教と道徳と教育―宗教的情操教育をめぐって;自然の研究―子どもの人格形成と自然)
3 人権問題を問い直す(人権の研究―国家を越えて、人間の権利を;宗教と部落問題―宗教者の姿勢;宗教と人権を考える―精神的自由の思想を暮らしのなかに ほか)