内容説明
差別は、誰かが作りあげているのではない。自分の心が作り出している。
目次
1 人間、この深重なるもの(病めるもの;意識より深い罪業性;いのちが抱える矛盾 ほか)
2 真に私を支えるもの、生かすもの(まあまあという意識;人生に対する態度決定;まいらせ心わろし ほか)
3 願いによって開かれる平等社会(差別心に気づくことのない差別;差別意識を増幅するこだま;責任転嫁の生き方 ほか)
著者等紹介
宮城〓[ミヤギシズカ]
1931年、京都市に生まれる。大谷大学文学部卒業。大谷専修学院講師、教学研究所所員、真宗教学研究所所長を歴任。真宗大谷派本福寺前住職。九州大谷短期大学名誉教授。2008年11月21日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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無意識に差別言辞を弄する←差別心 いいことしているつもり≒差別の継続 意識より深い罪業性 自負心・自認の心 三悪趣:地獄・飢餓・畜生 濁という在り方:人生の方向がないまま生きている 願心に生きる:ひとたび死をくぐって生きる 見惑:理性的なものの考え方のあちまち 思惑:感情や情的な惑い 信心:人間としての態度決定 まりらせ心 自力無効・他力回向 知恩:在ることの大きな恩徳を知る 邪見:責任転化・お陰知らず・自分を絶対化 事実<差別の意識あり 悪意のなき差別:大きな問題 人生列車の乗客:一体この汽車はどこに2020/07/05