目次
中国六朝時代における宗教の問題
宗教の時代としての六朝隋唐
五岳と祭祀
日中無影―尸解仙考
許邁伝
仏道論争のなかの陸修静
襄陽の道安教団
五、六世紀東方沿海地域と仏教―摂山棲霞寺の歴史によせて
六朝末隋唐初の儒林と仏教
隋唐仏教とは何か
唐代巴蜀における仏教と道教
王遠知伝
道教の道系と禅の法系
一日作らざれば一日食らわず―仏教と労働の問題
「霊飛散方伝言録」の周辺
裴休伝―唐代の一士大夫と仏教
著者等紹介
吉川忠夫[ヨシカワタダオ]
1937年、京都市生まれ。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。東海大学文学部専任講師、京都大学教養部助教授を経て、京都大学人文科学研究所助教授、同教授(1991~93年所長)。2000年、停年退官、京都大学名誉教授。花園大学客員教授、国際禅学研究所所長、龍谷大学文学部教授を経て、同大学客員教授。日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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