日本佛教学会叢書<br> 人間とは何か〈2〉

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日本佛教学会叢書
人間とは何か〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 434p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831877260
  • NDC分類 181
  • Cコード C3315

出版社内容情報

これまで仏教が示してきた人間観の具体像を探究し、「人間」の定義が揺らぐ現代社会が直面している諸問題に如何に答えるのかを考察。移植・延命・人工知能など、「人間とは何か」が問われる現代に、仏教はいかに答えていくべきか。仏教の人間観をあらためて追究した、日本を代表する仏教研究者たちによる最新の研究論考。

はしがき

《論文》
現代社会における人間の欲望―インド仏教思想を手掛かりとして―(石田尚敬)
人工知能を有情と見なすことは可能か(師 茂樹)
道元禅師の人間観(角田泰隆)
「心」と「身」と「世界」の再構築に向けて―天台教学の視点より―(塩入法道)
仏教・真宗の生命観―人権・平和論への一視座―(高田文英)
浄土教における仏と人間(曽和義宏)
罪と懺悔(??田実盛)
日蓮教学における罪と救い(原 愼定)
「群萌」あるいは「?飛蠕動之類」―平等で多様な〈弱きいのち〉の連帯へ―(井上尚実)
近代日本における縁起説論争にみる人間観―説一切有部の三世両重解釈をめぐって―(一色大悟)

《セッションコメント》
セッション?1の発表に対するコメント(蓑輪顕量)
セッション?2の発表に対するコメント(中島志郎)
セッション?3の発表に対するコメント(一楽 真)
セッション?4の発表に対するコメント(野口圭也)
セッション?5の発表に対するコメント(三輪是法)
セッション?6の発表に対するコメント(龍溪章雄)
セッション?7の発表に対するコメント(矢島道彦)
セッション?8の発表に対するコメント(藤堂俊英)

《発表要旨》
医療現場における仏教者の現状(村瀬正光)
密教における人間存在(奥山直司)

《論文》
仏典が伝える人間の「生活」―フィールド調査と「伝統的」食品加工の再現実験、並びに文献との照合を通じて―(西村直子)
病者の家族による臨終の準備―近世「往生伝」と現代の事例を比較して―(安達俊英)
ジャイナ教聖者伝の展開と人間観の変容(山畑倫志)
古典インド思想における言葉と人間(藤井隆道)
親鸞浄土教における人間と浄土―「浄土」と地球環境―(山崎龍明)
ネパール仏教におけるヴラタ(vrata)について(スダン・シャキャ)
不空羂索観自在マンダラにみる人間存在の二元性―ネパールの密教儀礼から―(佐久間留理子)

日本佛教学会[ニホンブッキョウガッカイ]
編集

内容説明

移植・延命・人工知能など、「人間とは何か」が問われる現代に、仏教はいかに答えていくべきか。仏教の人間観をあらためて追究した、日本を代表する仏教研究者たちによる最新の研究論考。

目次

現代社会における人間の欲望―インド仏教思想を手掛かりとして
人工知能を有情と見なすことは可能か
道元禅師の人間観
「心」と「身」と「世界」の再構築に向けて―天台教学の視点より
仏教・真宗の生命観―人権・平和論への一視座
浄土教における仏と人間
罪と懴悔
日蓮教学における罪と救い〔ほか〕

感想・レビュー

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マウンテンゴリラ

1
近代とは、科学技術が進歩し、それに反比例するかのように宗教的価値観が衰退していった時代とも言えるだろう。二度にわたる世界戦争を経験し、それ以降も規模はともかくとして、紛争が絶えることはなかった20世紀、そこには、科学技術を背景とした人間の驕りが自省的、反省的思想を上回ったということが原因の一つとしてあったように思われる。そしてまたそこには、自然を支配し、世界を動かす力を与えられた人間自身は、変わらず永遠のものであるとの幻想もあったのかもしれない。→(2)2019/08/25

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