目次
序論 モンゴル地区仏教・中国仏教徒・日本の浄土意識
第1章 普賢菩薩十大願によるモンゴル人の阿弥陀仏信仰
第2章 モンゴル語訳『聖阿弥陀仏の大乗経』について
第3章 モンゴル仏教における禅浄の研究―瑞応寺の活仏と梵宗寺の活仏とを中心にして
第4章 モンゴル仏教における「朝課」の研究
第5章 中国の「念仏打七」信仰の復興および現状
第6章 文化大革命後のモンゴル仏教の様態―北京市雍和宮と承徳市普寧寺を中心として
第7章 仏教の理念をもって信仰と道徳を考える
第8章 モンゴル仏教における無量寿仏潅頂の研究
著者等紹介
嘉木揚凱朝[ジャムヤンカイチョウ]
1963年遼寧省阜新蒙古族自治県生まれ。モンゴル族。1990年中国蔵語系高級仏学院卒業、同年北京雍和宮仏学院教師。93年から日本の愛知学院大学に留学、2001年愛知学院大学院にて博士(文学)学位取得。2002年中国社会科学院世界宗教研究所に就任、同朋大学仏教文化研究所客員所員。現在、中国社会科学院世界宗教研究所研究員(教授)。モンゴル語、中国語、日本語、チベット語、パーリ語、サンスクリット語などの幅広い言語を用いて、主に原始仏教、蒙蔵仏教、中日禅宗、浄土宗、密教を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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