出版社内容情報
西洋哲学、古今東西の文学にも造詣の深い著者が親鸞の緻密な論理「三願転入」を解明すると共に「愚禿釈の鸞」の義を解き混迷する近代の超克を探る。真宗思想研究混迷の折から、親鸞の思想研究の泰斗が哲学的試練に堪えて自信をもって挑戦する親鸞の時代批判。
内容説明
真宗思想研究の混迷の折から、烈々たる大菩提心の結晶。親鸞の思想研究の泰斗が哲学的試練に堪えて満々たる自信をもって挑戦する、親鸞の時代批判。
目次
愚禿の章
方便の章
顕彰の章
正雑の章
一心の章
果遂の章
末代の章
著者等紹介
西山邦彦[ニシヤマクニヒコ]
1930年愛知県名古屋市に生まれる。京都大学文学部大学院博士課程(哲学専攻)修了。真宗大谷派教学研究所所員を経て、近畿大学教授を歴任。元真宗大谷派金沢教区第六組常徳寺住職。親鸞学団―京都―を主宰
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