出版社内容情報
時宗教団において、開祖一遍と二祖他阿弥陀仏真教の正当な伝記として、国宝『一遍聖絵』よりも重要視される『一遍上人縁起絵』（『遊行上人縁起絵』）全十巻。その詞書のすべてを現代語訳する。原文と詳細な語註も併せて収録。
【目次】
発刊によせて……長島尚道
解題『一遍上人縁起絵』について
凡例
一遍上人縁起絵第一
一遍上人縁起絵第二
一遍上人縁起絵第三
一遍上人縁起絵第四
一遍上人縁起絵第五
一遍上人縁起絵第六
一遍上人縁起絵第七
一遍上人縁起絵第八
一遍上人縁起絵第九
一遍上人縁起絵第十
奥書
参考文献／『一遍上人縁起絵』現代語訳研究会名簿／あとがき／索引
内容説明
時宗教団が国宝『一遍聖絵』よりも重視する開祖一遍と第二祖他阿真教の伝記『一遍上人縁起絵』の詞書すべてをはじめて現代語訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hisashi Tokunaga
1
読んだというより、流し読みに近い。伊勢神宮や岩清水八幡宮に僧が詣でるのだから、神仏合体の教えなんだろう？専門家向けの現代語訳だけに素人には雰囲気だけが分かる？他宗派より、優れた宗派であることを誇示する作為があるのは宗教各派の自慰なのか、それとも宗派勢力の拡大を意図した必然的な行為なのか？2024/11/05
