内容説明
江戸時代のはじめ、日本人のイエズス会修道士・不干斎ハビアンによって書かれた『妙貞問答』。ハビアンが架空の2人の尼・妙秀と幽貞に仮託して、400年前の日本仏教の実態を痛烈に批判する。
目次
1 本文篇(影印(天理大学附属天理図書館吉田文庫本)
翻刻・註(上巻)
現代語訳(上巻))
2 論文篇(『妙貞問答』をめぐって;『妙貞問答』の書誌について;近世思想史上の『妙貞問答』;キリスト教思想史からみた『妙貞問答』;仏教史からみた『妙貞問答』 ほか)
著者等紹介
末木文美士[スエキフミヒコ] 
1949年山梨県に生まれる。1978年東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、国際日本文化研究センター教授。博士(文学)。専攻は、仏教学、日本思想史、日本宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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