内容説明
日本人の意識の根底に流れる真の宗教観を追及。在来の神々と習合し祖先信仰と融合するなかで、民衆に受容されていった日本仏教。歴史学・仏教民俗学の観点で、古代から現代の葬祭仏教に至るまでの、日本仏教の様々な側面を鋭く論じる。
目次
1 民俗信仰と仏教をつないで
2 仏教と葬祭を語る
3 法語・遺文に想う
4 仏教の史・資料に学ぶ
5 民俗宗教を考えて
6 琉球文化を探る
著者等紹介
伊藤唯真[イトウユイシン]
1931年滋賀県に生まれる。1953年仏教大学仏教学科卒業、1958年同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得修了、1961年仏教大学講師、1966年仏教大学助教授、1974年仏教大学教授を経て、1989年仏教大学学長。1997年京都文教短期大学学長、1999年家政学園長を兼任。主な著書に、『仏教と民俗宗教』(国書刊行会、1984年)、『日本人の信仰・阿弥陀』(佼成出版社、1979年)、『伊藤唯真著作集』全4巻(法蔵館、1995-96年)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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