出版社内容情報
著者の代表的テーマ法華仏教史・仏教文化史を集成。中世から近世へと大きく変貌を遂げた日本仏教の特質を解明する。躍動する日本の中・近世を鮮やかに描く。
目次
１ 法華仏教史総説（日蓮と立正安国；近世仏教の特色 ほか）
２ 法華教団の展開（法華専修の成立について；法華宗不受不施派について―近世初頭におけるその思想と社会的基盤を中心として ほか）
３ 近世天皇の葬礼と御寺泉涌寺（織豊期の泉涌寺再興；御寺泉涌寺の成立 ほか）
４ 仏教文化の復興運動（宇治の叡尊十三重石塔再建と茶師供養―福田海を中心に；石塔別所と阿育王塔 ほか）
著者等紹介
藤井学［フジイマナブ］
１９３２年岡山県に生まれる。１９５９年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。１９７３年京都府立大学教授、１９９５年同大学を停年退職、同大学名誉教授。１９９５年奈良大学教授、２０００年同大学学長、２００２年１１月同学長を退任、現在に至る
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