内容説明
本書は著者の還暦を記念し、これまで発表された多くの業績の中から、親鸞と真宗絵伝にかかわるものをまとめて一冊とし、出版するものである。
目次
1 親鸞の行実(絵伝に画かれた幼少時代の親鸞;南都の親鸞伝説 ほか)
2 親鸞の撰述(親鸞撰述の『浄土和讃』;『西方指南抄』中本をめぐって―二つの小さな発見 ほか)
3 真宗と絵伝(法然絵伝と真宗;『拾遺古徳伝絵』の成立と展開 ほか)
4 太子と真宗(親鸞見写の廟崛偈;覚如本『聖徳奉讃』と『太子奉讃』―その奥書をめぐって ほか)
著者等紹介
小山正文[オヤマショウブン]
1941年、大阪市に生まれる。1970年、大谷大学大学院博士課程満期退学。現在、同朋大学文学部非常勤講師。同朋大学仏教文化研究所客員所員。安城市文化財保護委員。編著書『真宗重宝聚英』第6巻、1988年、同朋舎出版。『親鸞聖人撰述の『浄土和讃』と真筆名号・大経願文』、1996年、教行社。『実如判五帖御文の研究 影印篇』、1999年、法蔵館。『三河野寺本証寺本 林松院文庫目録』、2000年
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