目次
第1部 総論篇(研究序説;漢語仏典における偈の形態論―中華の韻文との連動;有韻の偈と中国詩)
第2部 各論篇(gathaの訳語とその変遷―絶・縛束・偈・伽陀;漢魏両晋南北朝期の有韻偈頌;支謙の訳経における偈の詩律;支謙の訳偈―五部経典における偈頌の訳者;竺法護訳『龍施菩薩本起経』の有韻偈頌と漢訳者;西晋夫訳『王耶女経』の長行に説かれる韻文と女性徳育;鳩摩羅什の詩と『大智度論』における偈の韻律;白延訳『須頼経』の偈と覓歴の高声梵唄;中国撰述経典における偈とその韻律;敦煌本『七女観経』とその偈;偈の律動によるテキスト校訂の可能性;通押の許容とその要因;本研究の総括・課題と展望)
第3部 資料篇
著者等紹介
齊藤隆信[サイトウタカノブ]
1966年、新潟県長岡市生れ。佛教大学大学院文学研究科博士課程満期退学。知恩院浄土宗学研究所研究助手、中国仏教協会交換訪問学者を経て、佛教大学仏教学部准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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