風景の思想とモラル―近代画家論・風景編

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831872692
  • NDC分類 720.1
  • Cコード C1010

出版社内容情報

優れた芸術(絵画・詩)とは何か。ターナー、ワーズワース、ミケランジェロなど実例豊富に論じ尽す。ラスキン『近代画家論』第三巻からの待望の翻訳。

内容説明

ターナー、ワーズワース、ミケランジェロなど、画家や詩人の実例もふんだんにラスキンが大胆に論じ尽す『近代画家論』第3巻からの待望の翻訳。

目次

荘重なスタイルについて
リアルな表現描写について
スタイルの偉大さとは何か
虚偽の理想(宗教的理想;冒涜)
真実の理想(純粋追求者;自然追求者;グロテスク追求者)
仕上げ
絵画の効用
風景の見方の変化
感傷的虚偽
古典古代の風景
中世の風景(平野について;岩石からなる山岳について)
近代の風景
風景のモラル

著者等紹介

ラスキン,ジョン[ラスキン,ジョン][Ruskin,John]
1819年ロンドンに生まれる。1842年オックスフォード大学卒業。1870年より15年間オックスフォード大学美学講座を担当。1900年逝去

内藤史朗[ナイトウシロウ]
1933年台湾台北市に生まれる。1957年京都大学文学部(英文学)卒業。1976年大谷大学教授、1999年京都造形芸術大学教授。1974年アイルランドのイェイツ夏季大学で講師を勤め、1983年オックスフォードのSt.John’s Collegeにて客員として研究に携わる。現在、大谷大学名誉教授、京都造形芸術大学客員教授
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