目次
死に対する態度―読む前のテスト
第1章 人間は死をどう受けとめてきたか
第2章 現代人の死の受容と「死への準備教育」
第3章 死の定義と蔵器移植
第4章 老年学、ホスピス、ターミナル・ケア
第5章 死ぬ権利と安楽死
第6章 葬儀の方法―エンバーミングと埋葬、火葬・水葬
第7章 火葬・献体・安楽死に対する宗教界の見解
第8章 グリーフ・セラピーとは何か
第9章 葬儀の値段
第10章 臨死体験と身体の冷凍保存
遺言書の作り方
死に対する態度―読後のテスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
24
ウィスコンシン大学教授。92年訳。thanatology死生学を専門とする学者。アメリカの死についての見方を述べているが、多くは一般的なもので日本でも理解できる。臓器移植、告知、遺言の書き方などもあるが、クライオニクスcryonics(冷凍保存)やフューネラルディレクターへのインタビューなどは異色であり興味深い。全体的には古く、教科書的で深みはないが、臨死などの関連書と兼ねて読むと参考になるのでは。2018/05/04
まつゆう
0
一昔前の本の為、少々古い議論が掲載されている項もあるが、死生学の輪郭を知る上では十分有用か。2011/11/28