出版社内容情報
児童文学作家でもある著者が般若経や法華経など有名な経典を易しく解説。お経の内容理解に最適な本書が新装版にて復刊。
本書は児童文学作家でもある著者が維摩経や般若経、法華経などの数ある大乗仏典の中から有名な経典を取り上げその肝要を易しく説く。とりわけ仏典童話の興味深い話を随所で取り上げ、児童文学作家ならではの解説で経典の内容理解を深めていく。
かの聖徳太子が推古天皇に講義した「勝鬘経(しょうまんぎょう)」や日本人に親しまれている「般若経」、日本仏教で最も多くの信徒をもつ浄土教の根本経典である浄土三部経などを含めた十六の経典解説を一冊に収載!
大乗仏典の入門書に最適な本書が、装いも新たに復刊。
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それぞれのお経の内容がとてもむつかしい上に、近ごろなじみのうすくなった漢文の言葉、とくにサンスクリット語からの直訳的な言葉の多い、いわゆる仏教語といわれるものは、その意味がたいへん深くて、素人にはちょっとわかりかねます。
しかし、それらの大乗仏典には、いったいどういうことが説かれているのかということを、仏教徒といわれる人なら、きっとお知りなりたいと思うにちがいありません。
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(本文より)
序章 大乗仏典とは何か
第一章 女人のさとり―勝鬘経
第二章 実践への道―維摩経
第三章 絶対の救い―浄土三部経
第四章 空の世界―般若経
第五章 求道の遍歴―華厳経
第六章 世を救うねがい―金光明経
第七章 永遠のいのち―法華経
第八章 その他の大乗仏典について
花岡大学[ハナオカダイガク]
著・文・その他
目次
序章 大乗仏典とは何か
第1章 女人のさとり―勝鬘経
第2章 実践への道―維摩経
第3章 絶対の救い―浄土三部経
第4章 空の世界―般若経
第5章 求道の遍歴―華厳経
第6章 世を救うねがい―金光明経
第7章 永遠のいのち―法華経
第8章 その他の大乗仏典について
著者等紹介
花岡大学[ハナオカダイガク]
1909年奈良県吉野に生まれる。龍谷大学卒業後、児童文学作家として活躍。京都女子大学教授を経て、奈良文化女子短期大学教授。京都女子大学名誉教授。1961年小川未明文学奨励賞、1962年小学館文学賞、1977年正力松太郎賞を受賞。1988年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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