内容説明
春の訪れを告げる古都奈良の風物詩。
目次
奈良時代から続く不退の行法―東大寺修二会の世界(東大寺と法会;二月堂修二会の成立とその勤修)
修二会花会式―薬師寺の伝灯法会(修二会花会式のお供え;悔過ということ;修二会花会式での悔過;お写経も行)
南都の法会―仏に成る道(悔過の意義;論義の意義;説戒の意義;講会と講式;講式に見られる貞慶の諸信仰;臨終正念と臨終来迎;むすび)
著者等紹介
楠淳證[クスノキジュンショウ]
1956年、兵庫県生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒業、龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学、龍谷大学専任講師、助教授を経て、龍谷大学文学部教授、アジア仏教文化研究センター長。専門は仏教学、特に唯識教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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