龍谷大学アジア仏教文化研究叢書<br> 日本仏教と論義

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龍谷大学アジア仏教文化研究叢書
日本仏教と論義

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  • サイズ A5判/ページ数 628p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784831863805
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C3015

内容説明

対話が紡ぐ教理と実践。日本仏教で展開した教理問答の構造と思想・文化的な意義を浮き彫りにする最新研究。

目次

第1部 法相・華厳の論義(法相論義と仏道―『成唯識論同学鈔』に見る不成仏種姓の会通;法相論義「真報主」と源信の“唐決”―輪廻の主体をめぐる二大宗間の一大諍論;因明論義の形成と展開―善珠における論証主題(宗paksa)・根拠(因hetu)・喩例(喩drst〓nta)の三支を中心として
因明論義「有為相量」について
日本華厳における龍女成仏義
高山寺所蔵『三生成道料簡』について―附・翻刻)
第2部 天台・真言の論義(天台論義の基礎と文献;自受用身に関する天台論義から見えるもの;天台の論義書と談義書―『法華経』『三大部』を中心に;宗性筆『法華文句第五巻抄』について;論義の歴史と真言宗;東密の論義―新義の論義を中心に;東密論義と南都教学―三論宗との関係を中心に;中世東寺の教学と「論義」)
第3部 論義と諸文化(論義と宗論の文化史―宗教テクストの母胎としての論義;論義についてかたる南都の伝承―維摩会と『春日権現験記絵』との相関;諸宗を語る天狗と八幡―その由縁と背景的要因をめぐって;仏教文化としての相論資料―『恩覚奏状』を中心として;論義の芸能とその展開;江戸時代初期の御前論義の諸相;十三世紀日本における戒律復興の異なる解釈)

著者等紹介

楠淳證[クスノキジュンショウ]
1956年生まれ、兵庫県出身。龍谷大学文学部仏教学科卒業、龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。龍谷大学専任講師、助教授を経て、龍谷大学文学部教授、龍谷大学アジア仏教文化研究センター長。専門は仏教学、唯識教学

野呂靖[ノロセイ]
1979年生まれ、大阪府出身。龍谷大学文学部仏教学科卒業、龍谷大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。浄土真宗本願寺派総合研究所研究員、龍谷大学専任講師等を経て、龍谷大学文学部准教授。専門は日本仏教、華厳教学

亀山隆彦[カメヤマタカヒコ]
1979年生まれ、奈良県出身。香川大学経済学部卒業、龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。米国仏教大学院博士研究員を経て、龍谷大学非常勤講師、龍谷大学アジア仏教文化研究センター博士研究員。専門は日本仏教、真言密教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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