内容説明
反逆者となってまで、守りたかったものとは―。信長、秀吉、家康。天下人を相手取った教如が、十字名号にこめた本願寺再興理念に迫る。
目次
序 教如の地平―課題と展望
伝記編 教如という生き方(略年譜―教如の生涯;教如論のむずかしさと意味;青年教如の像;大坂拘様は父子密計か;天正八年閏三月 ほか)
理念編 東本願寺を生み出したもの(理念なき本願寺別立論;教如派弾圧―本願寺別立への前提;本願寺は慈悲の家―残された言葉に見える理念;和讃が書き添えられた十字名号―理念の具現化;聖教文言掛幅―理念の論拠 ほか)
著者等紹介
大桑斉[オオクワヒトシ]
大谷大学名誉教授、博士(文学)、真宗大谷派善福寺(金沢市)前住職。1937年石川県金沢市生まれ。60年金沢大学法学部史学科卒業、67年大谷大学大学院博士課程満期退学。同大学助手、専任講師、助教授を経て84年教授、2003年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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